第15回日本整容脳神経外科学会
会長　川俣　貴一
東京女子医科大学 脳神経外科学講座 教授・基幹分野長

この度、第15回日本整容脳神経外科学会（JSAN2022）を2022年4月16日(土)に、虎ノ門ヒルズフォーラム（東京都港区虎ノ門1-23-3）で主催させていただきます。東京女子医科大学脳神経外科学講座一同、大変光栄に存じますとともに、有意義な学術集会になりますよう鋭意準備を進めているところでございます。

日本整容脳神経外科学会（JSAN）は、脳神経外科領域の整容と美に配慮した手術手技を目指して2008年に創立されました。患者様のQOL向上のために脳神経外科手術の術後の整容面を討論する学会です。

2022年度の学会テーマは、「万代不易 ―後世に伝えたい整容技術の探究―」です。基本手技を後世に伝授しつつ、多様化するニーズに応じられる最新の整容技術を探求し、患者様のQOL向上の一助になれれば幸いに存じます。

正確で安全な手術はもとより、より低侵襲の、より機能的な、より整った術後の状態を目指して様々な整容面での工夫が日々、開発されています。

JSAN2022の特別企画といたしましては、「脳神経外科治療後の脱毛対策」を取りあげる予定でおります。これは、患者様にとりましても、医療者側にとりましても関心の高いテーマです。

近未来への課題、展望と解決策をこの学会で討論したいと考えております。多くの会員の皆様と共に学べる機会を心より願っております。

事業体会員の皆様による展示発表を前提として、現地開催を予定しておりますが、昨今の社会状況（COVID-19）を鑑み、現地とWEBでのハイブリッド開催の準備も行いながら対応して参る所存でございます。

日本整容脳神経外科学会（JSAN）の更なる発展のため何卒、ご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。